大会を終えて

大会長あいさつ

広島県老人保健施設協議会
会長 畑野栄治

中国地区介護老人保健施設大会 in 広島は、ここ広島県医師会館を会場にして令和5年9月21日(木)に中国地区から会場参加者293名の下で開催し成功裏に終了しました。これはひとえに県老健会員皆様のご支援のおかげであり深く感謝を申し上げます。

本大会実行委員長である広島県老人保健施設協議会藤井功副会長には、大会プログラムとして会員からのニーズが高いテーマでの企画をしていただきました。参加された会員の皆様からは、日常業務に早速役に立つ研修大会であり有益な一日であったとご好評をいただきました。

来年度は介護報酬、医療報酬そして障害福祉サービスの同時報酬改定があります。社会保障審議会の介護報酬部会などで老健の理念をスムーズに遂行するために独自のアイデアを強く訴えておられる全国老人保健施設協会東憲太郎会長そして岡山県老健協議会会員でもあり日本医師会常任理事の江澤和彦先生からも、今後の医療・介護分野の動向についての最新情報に触れることが出来ました。来年度の介護報酬改定では、自立支援・介護予防・重度化予防の手段としてますますリハビリ、口腔そして栄養面でのサービス提供が必要となります。これら加算で評価されている三つのサービスの介入を、老健入所者だけでなく通所リハビリなど他の居宅介護事業所でも連携して行うことが重要視されてくるようです。来年4月からではなくて早速、今からでもこの三つの加算サービスを充実させて、他事業所との差別化を図ることも必要であると感じました。

さて、来年の中国地区老健大会は岡山県で開催されます。本年度から中国地区大会開催では県老健所属の会員に限って会場参加費は無料となっていますので、岡山大会にもご参加いただいて新たな情報を入手しそして、介護サービスの質の向上に努めていただきたく思います。

なお、本大会のプログラム内容を動画にて一か月間発信していますので、会場参加された方は復習そして参加できなかった方はこの際に勉強していただくようお願いをいたします。

なお、本大会でのご感想や今後の大会に向けてのご要望などがありましたら、県老健協議会事務局までお寄せいただければ幸いです。